2025年夏の参議院選挙に立候補を表明していた現職の高良鉄美さんが、出馬を断念しました。
高良鉄美さんは2019年に初当選し地域政党・沖縄社会大衆党の委員長を務め2期目に意欲を示していました。
しかし2024年の衆院選で社大党の議員がオール沖縄勢力が擁立した候補者を支援しなかった責任問題が顕在化し、高良さんの支援は困難などという声が内部から上がっていました。
高良さんは17日朝、沖縄テレビの取材に対し「様々な意見を踏まえ参院選には立候補しないことを決めた」と述べ、このあと会見を開いて説明することにしています。
オール沖縄勢力内では参院選の候補者として沖縄大学教授の高良沙哉さんや元県議の比嘉京子さん推す声が上がっています。
また自民党から那覇市議会議員の奥間亮さん、参政党から琉球大学教授の和田知久さんが出馬の意向を示しています。