3月中旬となり、別れと希望の春を迎えています。岡山市の女子大学では3月14日、卒業式が行われ、厳かな「アカデミック・ドレス」を身にまとった学生が式に臨みました。

春の陽気に包まれる中、卒業式が行われたのは、ノートルダム清心女子大学です。

◇グースステップで入場

津田葵学長が1人1人に卒業証書を手渡すと、卒業生は学位を得た証としてキャップの房を左から右へかけ替えます。

卒業の日を迎えたのは、大学生と大学院生合わせて435人。70歳の卒業生の姿もありました。

(社会人編入した大学生 三谷原るり子さん)
「(前理事長の)渡辺和子先生を尊敬していて「いつでも学びにいらっしゃい」という言葉が忘れられなかった。(大学では)知らないことを教えてもらい、とても心豊かになり、(若かった)学生時代と違って深い学びとなった」

式の後、卒業生は、同級生や後輩、教員、家族などそれぞれ大切な人たちと写真を撮影するなどして慣れ親しんだ学び舎と別れを惜しみました。

(卒業生は…)
「伝統的な式に参加できて光栄」
Q.4年間を振り返って
「卒業論文やゼミ活動を通じて、今後も仲良くしたい友人に出会えてうれしく感じた」
「通学や勉強など大変なこともあったが、周りの友人や先生に助けられ、充実した生活が送れた」
Q:どんな社会人に?
「謙虚な気持ちは忘れず、周りの人から必要とされるような社会人になりたい」

岡山放送
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