東日本大震災から14年。岡山県庁でも弔意が示され、職員が防災への意識を新たにしました。
岡山県庁では、地震が発生した午後2時46分に合わせて職員が黙とうを行いました。東日本大震災は2011年3月11日に発生し、津波などにより死者は1万5900人、いまだに2520人の行方が分かっていません。
一方、岡山・香川では南海トラフ巨大地震への懸念が高まっています。今後30年以内に発生する確率が80%程度に引き上げられる中、東日本大震災の教訓を踏まえて防災対策の強化が求められています。
(岡山県危機管理課 和田章課長)
「南海トラフ地震を想定した被害想定の見直しをしている。来年度は断層型地震の被害想定の見直しをする予定。これを広く県民、企業に周知することで自助、共助に役立ててもらい地域全体で災害に強い岡山を実現したい」
岡山県庁では、このほか国旗などの半旗が掲揚され、被災者に弔意が示されました。