サッカーJ1リーグ、ファジアーノ岡山は3月8日、アウェーで名門・浦和レッズと対戦しましたが、惜しくも0対1で敗れてしまいました。しかし、3万人を超えるレッズサポーターに対し、岡山から多くのファジサポーターが駆けつけ熱い声援を送りました。

試合開始3時間前、アウェー席の入場口にはファジサポーターの長い列ができていました。

(岡山サポーターは…)
「圧倒的なアウェー感を味わいに来た」
「こういうスタジアムが岡山にほしい」
「私たちができるだけ選手に応援を届け、背中を少しでも押すことができたら」

(篠原聖記者)
「日本最大のサッカー専用スタジアムに3万人のレッズサポーター。負けじとファジも2000人が駆けつけ熱い声援を送ります」

収容人数は6万3700人、日本最大のサッカー専用スタジアム、「埼玉スタジアム2○○2」でファジアーノが公式戦を行うのは今回が初めて。この日の来場者数は3万5269人と、日本一熱狂的と言われる浦和レッズのサポーターに対し、ファジサポーターも最後まで声援を送り続けました。

(ファジアーノ岡山 MF 27 木村太哉選手(26))
「相手と比べると少ない人数ではあるけど、しっかり声を出して僕らの後押しをしてくれたので、最後チャンスのシーンが作れたのもサポーターの声援のおかげ」

一方、ファジアーノのクラブスタッフも多くが視察に訪れていて、サッカー専用スタジアムの臨場感を体感しました。

(ファジアーノ岡山 森井悠社長)
「(専用スタジアムについて)来てくれたサポーターがどう感じたのかが大きい。その思いの結集がまちを(新設に向けて)動かしていく。私たちも準備をしていきたい」

浦和レッズとの次の試合は11月。満席となる想定の岡山でのホームゲームで“赤い悪魔”へのリベンジに挑みます。

岡山放送
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