北海道・旭川市で5日、2階建て住宅で火災が発生した。近隣住民によると当時、家の中からは激しい爆発音が鳴り響いていたという。消火活動中にも爆発音があり、爆発の危険性から消防隊が退避を指示する場面もあった。火は約1時間後に消し止められ、けが人は確認されなかった。

雪が降り積もる中…2階建ての住宅で火災発生

5日、雪が降り積もる住宅街でカメラが捉えたのは、真っ赤に燃え上がる炎とモクモクと立ち上る黒煙。消防隊による決死の消火活動が行われていた。

火災が発生した2階建て住宅
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5日午後2時過ぎ、北海道・旭川市にある2階建ての住宅で火災が発生した。
家の中から吹き出す炎を近隣住民が不安そうに見つめていた。

出火当時、現場近くにいたという近隣住民は「屋根の上で雪下ろししたら、変な臭いするなと思ったんだ。振り向いたら(隣の家から)煙りが出た。バーン、バーンと音が2回しましてね。それから炎が出てきました」と当時の状況を語った。

「爆発の危険があるから下がって!」

家の中からは、何かが爆発するような音も聞こえてきたという。

下がるように指示を出す消防隊員
下がるように指示を出す消防隊員

消防隊による消火活動が続けられていたその時、爆発音が響いた。

消防隊は、「爆発の危険があるから下がって!爆発の危険があるから下がって!」と声を上げ、指示をした。再び大きな爆発音が響き渡り、現場に緊張が走った。

火は約1時間後に消し止められたが、家の中に住人はおらず、けが人はいないという。
(「イット!」3月6日放送より)

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