南海トラフの巨大地震などの大規模災害が発生した際に、県外からの災害派遣隊の拠点にしようと香川県警は3月6日、丸亀市のレジャー施設と協定を結びました。警察が災害時の施設利用に関してレジャー施設と協定を結ぶのは全国で初めてです。
香川県警の旭国雄警備部長とレオマリゾートを運営するレオマユニティーの藤岡勇社長が、協定書に署名しました。
協定では南海トラフの巨大地震などの大規模災害が発生した際に、県外から来た警察の災害派遣隊の拠点としてホテルレオマの森と駐車場を活用します。ホテルでは241室のうち空室状況に応じて最大100室を優先的に確保、4600台分の駐車場も順次、開放します。
(香川県警 旭国雄警備部長)
「広い敷地や宿泊施設があるというところで、応援部隊が入ってきた場合に極めて高いレベルで待機・休息ができる」
(レオマユニティー 藤岡勇社長)
「われわれの施設が、災害時に有効に活用されることは良かった」
警察が災害時の施設利用に関してレジャー施設と協定を結ぶのは全国で初めてです。