俳優の芦田愛菜さん(20)が国連開発計画(UNDP)の親善大使に就任する事になった。

UNDPは、貧困や格差、気候変動といった不公正を解消するために活動する国連の主要機関。世界170か国において、人間と地球のため総合的かつ恒久的な解決策を構築すべく、専門家や連携機関からなるネットワークを通じて支援を行っていて、「SDGs・持続可能な開発目標」の推進に向けて世界中で取り組みを進めている。

UNDPの駐日代表事務所は、日本に関連する活動に焦点を当てた「国内版親善大使」を新設し、芦田さんを日本における初のUNDP国内親善大使に任命した。

芦田さんは今後、主に気候変動や環境問題に対する啓蒙活動などに取り組むという。

UNDPのアヒム・シュタイナー総裁は、芦田さんの親善大使就任について、「芦田愛菜さんをUNDP親善大使としてお迎えできることを大変嬉しく思います。この厳しい世界の状況の中、芦田さんの声と献身的な活動は、特に若者の意識を高め、行動を促す上で貴重なものとなるでしょう」と期待を寄せた。

またこれまで27年間UNDPのグローバル親善大使を務めた俳優の紺野美沙子さんは3月末で退任するという。

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プライムオンライン編集部
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