3月3日は桃の節句です。岡山県内で唯一温室でモモが栽培されている勝央町ではモモの花が満開を迎え授粉作業が始まりました。
作業が行われているのは岡山県勝央町石生の石川裕之さんの温室です。県内で最も収穫が早い極早生品種「はなよめ」や早生品種「日川白鳳」など5つの品種が栽培されています。
室内の温度は20度近くと春のような暖かさで約30本のモモの木にはピンクの花が咲き誇っています。石川さんは順調な生育を願いながら1輪ごと丁寧に授粉作業を行っていました。
(生産者 石川里江さん)
「今までにない気温の変化があったりして私たちも経験がなかったがなんとか花が咲いてくれてこれからだんだん大きくなって皆さんに甘いおいしい温室モモを食べてもらいたい」
温室の「はなよめ」の収穫は5月上旬から始まり、露地ものと比べて約40日早く市場に出荷されます。