2025年3月、奈良県橿原市に世界最大の「無印良品」がオープンする。
■【動画で見る】『世界最大の無印良品』が奈良に誕生 この地を選んだ理由は「価値観が共通」

■世界最大「無印良品」ほぼ全ての商品取りそろえ
3月1日に奈良県橿原市の「イオンモール橿原」に新たに誕生するのは、世界最大の「無印良品」だ。

売り場面積は2484坪でワンフロア。その広さを生かし、無印良品のほぼ全ての商品が取りそろえられているということだ。
「自然、循環、文化」が店のテーマとなっていて、内装には吉野の杉が使用され、天然の素材かつ地元に密着したデザインになっている。
■「わけあり品販売」や「古家具販売」で資源の循環に取り組む
資源の循環への取り組みとして、汚れやキズのある商品をお手ごろな価格で販売する「わけあり品販売」や、国内外で使われた家具をクリーニングし販売する「古家具販売」なども行われるということだ。

ほかにも店内にはリペア工房が設置されていて、客から回収した家具をスタッフがリペアやクリーニングを行う様子も見ることができる。
■無印良品初のブックカフェ「本と喫茶」
さらに無印良品で初となる、書店と飲食店を融合したブックカフェ「本と喫茶」も登場。

およそ10万冊の本が並ぶ空間のなかで、本を読みながら食べられる地域の食材を使ったおにぎりや、オリジナルコーヒーの「奈良ブレンド」などを楽しむことができるということだ。

無印良品は、奈良県橿原市に世界最大の店舗を作った理由について、「『循環』を掲げる店舗なので、日本の歴史の原点の土地から始めたいと思った。奈良は歴史ある地域で『暮らし』が長く続いてきたことから、人々の「暮らし」を大切にしてきた無印良品にとってシンパシーを感じ、奈良の文化と無印良品の考え方がぴったり。地元の方と一緒になって文化を作っていきたい」としている。

(関西テレビ 2025年2月27日)