面識のない10代の女性に対するわいせつ誘拐などの罪に問われている男の初公判が26日那覇地方裁判所で開かれ、検察側は男に対し懲役9年を求刑しました。

この裁判は那覇市の塗装工 宮城勝徳被告(33)が去年10月、那覇市内で10代の女性に「家まで送ってあげる」などと声をかけて車に乗せ、車内でわいせつな行為をしたなどとしてわいせつ誘拐と不同意性交等の罪に問われているものです。

26日那覇地方裁判所で開かれた初公判で宮城被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

検察側は「車内という助けを求めることが困難な状況で被害者の意思を顧みず犯行に及んでいて極めて悪質」などとして懲役9年を求刑しました。一方、弁護側は「被告はカウンセリングを受け再犯防止に努めることを誓約している」などと主張し、寛大な判決を求めました。

判決は来月12日に言い渡されます。

沖縄テレビ
沖縄テレビ

沖縄の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。