2020年7月豪雨で被災し、一部区間で運休が続くJR肥薩線について、熊本県と沿線などの12市町村による再生協議会が2月17日に人吉市で開かれた。
『復興アクションプラン』を了承
会議では熊本県が提出した観光施設や景観の整備、観光列車の導入など20項目にわたる『復興アクションプラン』を了承。

初期投資に約114億円、プラン開始後15年間の運営費用は約64億円と試算されている。

一方、駅のあり方ついては日常利用やコミュニティー維持につながる『拠点性』と、誘客や地域の活性化につながる『にぎわい創出』に重点を置き、整備を行うという。

熊本県は今回の内容を基に更に検討を進め、2025年度末までにJR九州との最終合意を目指す方針。
(テレビ熊本)