「釣りバカ日誌」シリーズなど多数の映画やドラマで活躍し、2024年10月に76歳で亡くなった俳優の西田敏行さんのお別れの会が、きょう18日行われる。
会場は東京・港区の増上寺。
増上寺は徳川家の菩提寺あで、2代将軍徳川秀忠を始め6人の将軍が埋葬されている。
西田さんは生前、NHKの大河ドラマ「葵 徳川三代」で徳川秀忠を演じ、臨終のシーンでは「(妻の)お江が眠る増上寺に葬って欲しい」と遺言する様を演じていて、それが縁となりお別れの会の会場に選ばれたという。
会場に設置された祭壇は、西田さんの故郷・福島県の「磐梯山」をモチーフにしていて、手前には「猪苗代湖」も表現されている。
お花は、福島県の県花・ネモトシャクナゲと、郡山市の木・ヤマザクラをイメージしてシャクナゲ208本や桜の枝50本が用いられた。その他、菊・桃・梅・ダリア・ソリダコなど4000本の花で彩られている。
穏やかな笑みを浮かべた遺影は、約2年前にプロフィール用として写真家の山本伸氏が撮影したものだという。
また、会場には西田さんが歌った大ヒット曲「もしもピアノが弾けたなら」などゆかりの楽曲が流されている。
お別れの会は18日午後1時から行われる。
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