インバウンドの増加や物価高で宿泊料金が高騰するなか、北海道民限定の割引きキャンペーンが登場している。

一体どれだけお得なのか。

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「寒い冬はやっぱり温泉が気持ちいいですよね。ポカポカあったまります」(熊坂友紀子記者)

まだまだ寒い日が続き、温泉が恋しくなる。

北海道の宿泊施設が高騰 背景には外国人観光客の増加

雪景色を楽しみながら温泉旅行にでも出かけたいものだが…道民からはこんな声が。

「ホテル代はお高いと聞きます。雪まつりシーズンとか。一人じゃない、家族がいるってなるとなかなかね。一人だけの値段じゃないもんね。」

「やっぱりホテル代高いと行くのってためらうと思いますね。割高、もう少し安くしていただければと思うんですけど。」(共に北海道民)

コロナ禍以降、外国人観光客が増加し2024年は過去最高の3687万人を記録。

さらに物価高が追い打ちをかけたことで、北海道内の宿泊料金が高騰している。

北海道民向けの宿泊サイトを運営している会社によると、札幌のホテルの宿泊料金は2023年から2024年にかけて約20%から25%ほど値上りしているということだ。

定山渓で道民限定の割引キャンペーン

そんな中、道民限定で宿泊料金が割引きされるキャンペーンが登場している。

定山渓万世閣ホテルミリオーネ
定山渓万世閣ホテルミリオーネ

定山渓万世閣ホテルミリオーネは、2024年8月、露天風呂とサウナがリニューアルされた大浴場が自慢のホテル。

100冊ほどの本が置かれた湯上りの休憩スペースに、道産小麦を使った約30種類の自家製パンが楽しめるカフェや足湯まであってくつろげる雰囲気満載。

定山渓の渓谷が一望できるこちらのお部屋。

道民限定の割引きが適用されると、2人で泊まった場合最も安いプランだと4万2580円だが、道民は3万7580円となる。

道内38の宿泊施設が5000円引き!お得に旅行が楽しめる

キャンペーンを企画したのは北海道の観光情報や宿泊予約ができるサイトを運営している会社。

専用のサイトから予約すると道内38の宿泊施設の対象プランが、1度の予約につき道民限定で5000円割引きされる。

「5月のゴールデンウイークまでオフシーズンと言われる時期に差し掛かって参りますのでそういった時期にお得に旅行を楽しんでいただこうということで、このタイミングで企画しました。ホテル旅館にとってもそういった時期にいいサービスを提供してファンづくり、リピートにつながるような取り組みになるのかなというふうに思っております。」(蝦名編集長)

5000円の割引きは今月2月18日までだが、20日からは第2弾として3000円から最大3万円割引きとなるキャンペーンが予定されている。

寒い冬にお得なプランでのんびり羽根を休めてみてはいかがだろうか。

北海道文化放送
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