1月に受験生が飲酒運転の車にはねられ死亡した事件で、福島地検郡山支部は運転していた男を危険運転致死傷などの罪で起訴しました。

1月22日、福島・郡山市のJR郡山駅前で、大学受験のため大阪から訪れていた19歳の横見咲空さんが、軽自動車にはねられ死亡しました。

運転していたのは会社員・池田怜平被告(34)です。

福島地検郡山支部は、酒気帯びの状態で車を運転し、信号無視をした上、時速約70kmで交差点に進入、横見さんをはねて死亡させ、自転車の女性にけがをさせた危険運転致死傷と酒気帯び運転の罪で起訴しました。

池田被告は、過失運転致死などの疑いで送検されていましたが、郡山支部は、事故前に赤信号を無視し、重大な危険を生じさせる速度で交差点に進入していたと判断し、より罪の重い危険運転致死傷罪で起訴しました。