天草エアラインは機体の一部の部品の点検を9カ月余り行わないまま、約2500回にわたって運行していたと1月29日に明らかにした。
9か月余り未点検で約2500回運航
点検漏れがあったのは天草エアラインの『みぞか号』として使用されている機体。

天草エアラインによると、機体の整備や点検を鹿児島県の整備会社に依頼しているが、本体と主翼の結合部分の点検が行われていなかったという。

本来、運航回数に基づき、2024年4月12日までに点検が必要だったが、点検を行わないまま1月29日までの9か月余り、約2500回運航していたということだ。

1月29日に整備会社から連絡があったことで発覚し、天草エアラインは国土交通省航空局に報告した。

1月30日は点検作業を行い全便欠航。31日の始発から運転を再開している。天草エアラインは「ご迷惑とご心配をおかけして申し訳ない。再発防止に務める」とコメントしている。
(テレビ熊本)