春のセンバツ高校野球、近畿の出場校6校が決まった。
滋賀短大附属が春夏通じて初の甲子園への切符をつかんだ一方、大阪勢は98年ぶりのセンバツ出場ゼロとなった。
■【動画で見る】98年ぶり大阪勢の出場『ゼロ』春のセンバツ高校野球出場校決定
■第97回センバツ高校野球 東洋大姫路・智弁和歌山・天理・市立和歌山・滋賀学園が選出
選考委員会:選出校1校目に東洋大付属姫路高校。

第97回センバツ高校野球に出場できるのは全国の32校。 近畿からはまず、秋の近畿大会優勝の東洋大姫路。

そして準優勝の智弁和歌山、ベスト4の天理と市立和歌山、大阪桐蔭を破った滋賀学園が選ばれた。
智弁和歌山 山田希翔主将:非常にうれしい気持ちでいっぱいです。日本一を目標に、目の前の一戦を全力で戦って勝ち抜いていきたい。
■春夏通じて初の甲子園への切符を手にした滋賀短期大学附属高校
そして残り1枠に選ばれたのは…。

滋賀短大付 小林昌彦校長:たった今、滋賀短大付にほほえみました、おめでとう!
近畿大会で大阪の強豪・履正社を破った、滋賀短期大学附属高校が、春夏通じて初の甲子園への切符を手にした。

滋賀短大付 森伸文主将:僕たちは個々の力がみんな高い集団ではないんで、全員で力を合わせて戦っていくところを見せたい。
■近畿大会ベスト8に進出するも…98年ぶりセンバツ出場 大阪勢「ゼロ」
大阪で唯一、近畿大会ベスト8に進出した大阪学院大学高校だったが…。

発表を見守る大阪学院大学高校の生徒:選ばれんかったら崩れ落ちる姿、撮られる…。
部員が集まり発表をタブレット越しに見守っていたが…。
選考委員会:滋賀短大学付属高校。
出場とはならず…。 履正社や大阪桐蔭といった強豪も、近畿大会1回戦で敗退していて、大阪勢は98年ぶりのセンバツ出場「ゼロ」となった。
大阪学院大学高校 辻盛英一監督:うちが選ばれなかったのが、残念だなというよりも、大阪からゼロになってしまったことに申し訳ないなと。
■“京都勢初” 21世紀枠で出場ならず「夏に向けて頑張ってやっていく」
そしてこちらは、京都府立山城高校。「文武両道」などが評価され、2校だけが選ばれる「21世紀枠」の候補9校に残った。 選ばれれば21世紀枠で“京都勢初”となるのだが…。
選考委員会:九州地区の壱岐高校。2校目は関東地区の横浜清陵高校。

残念ながら出場とはならなかった。
京都府立山城高校 岸本馨一郎監督:ここまで頑張ったことは夏につながる。悔しい思いを胸にしまって、またあしたからしっかり夏に向けて頑張ってやってきましょう。

近畿から、6校の出場が決まった春のセンバツ高校野球。
・東洋大姫路(3年ぶり9回目)
・智弁和歌山(2年ぶり16回目)
・天理(3年ぶり27回目)
・市立和歌山(3年ぶり9回目)
・滋賀学園(8年ぶり3回目)
・滋賀短大付(初出場)
3月18日から熱い戦いが始まる。
(関西テレビ「newsランナー」2025年1月24日放送)