長野県警は1月22日夜にJR長野駅前で起きた男女3人死傷事件について、亡くなった男性(49)の死因は失血死と判明したと発表した。また、犯人とみられる男の新たな画像4枚を公開した。事件発生から3日目となったが、犯人はいまだ逃走中だ。警察は、フリーダイヤルを設置し、広く情報提供を呼びかけている。
心臓まで達する傷、死因は失血死
司法解剖の結果、亡くなった男性の死因が失血死であることが明らかになった。
男性は胸と背中の2カ所を刺されており、傷は心臓にまで達していた。

警察の発表によると、抵抗したときにできる防御創はなかったという。
犯行20分前の姿を捉えた新画像
警察は24日、犯人とみられる男の新たな画像4枚を公開した。
これらの画像は、事件発生のおよそ20分前の午後7時40分ごろ、一般の人が撮影した映像に映り込んでいたもの。

画像には、頭に白い布を巻き、メガネをかけて長野駅前に立つ男の姿が写っている。
1時間前から駅構内をうろつく
捜査関係者によると、犯人とみられる男は事件発生の1時間ほど前から駅構内などをうろつく様子が複数のカメラに記録されていたという。
警察は、襲撃の機会をうかがっていた可能性があるとみている。
身長170cm前後、白っぽい手袋
警察が公開した情報によると、犯人とみられる男の特徴は次の通りである。
身長170センチ前後で中肉、または細身。白系の布を被り、ジャンパー、ズボンを身に着け、メガネをかけ、白っぽい手袋をはめていたという。

警察は引き続き捜査を進めており、情報提供を呼びかけている。
フリーダイヤル:0120-007-285(24時間受付)
(長野放送)
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