東京では1月8日、調査開始以来最も早くスギ花粉の飛散が観測されました。例年は2月中旬ごろに飛び始めるといいますが、早まった理由や今後の予測について調べました。

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ウェザーニューズが1月9日、東海3県で「花粉を感じているか」をアンケート調査しました。

花粉を“ちょっと感じる”が「27%」、“結構感じる”が「4%」と、すでに3分の1近くの人が花粉を感じている結果となりました。

花粉の飛散が早い理由について、スギの「休眠打破」が関係しています。

スギの雄花は冬の寒さで眠りから目覚め、暖かくなると花粉を飛散させます。暦の上では1月20日が大寒ですが、2025年は寒さが前倒しでした。今後も暖かい日が続くため、スギの木も「春だ」と勘違いして、どんどん花粉を飛散させてしまいます。

さらに、2024年の夏は暑かったため花粉の量も多く、平年に比べて愛知で136%、岐阜や三重は160%を超える予想となっています。

花粉対策としては、花粉を家に持ち込まないことが重要で、以下の対策が有効だということです。

・布団は外で干さない
・換気の回数を減らす
・花粉が付きにくい、つるつるした生地の服を着る
・帰宅時に、家の外で服や髪をはたいて花粉を落とす

(東海テレビ)

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