トルコ・イスタンブールで2024年12月、解体工事中の5階建てのビルが崩落し、街中の人々が一斉に逃げ出す事態となった。辺りはみるみる砂埃で真っ白に。
地元メディアによると、崩落したビルの住人は1カ月ほど前に退去済みだったという。

街中に砂埃…人々が一斉に逃げ出す

トルコ・イスタンブールで2024年12月12日、街中に砂埃が迫り、人々が一斉に逃げ出す瞬間がカメラに捉えられていた。

街中に砂埃が迫る様子
街中に砂埃が迫る様子
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解体工事をしていた5階建てのビルが崩落したのだ。

崩落の瞬間、ビルの目の前にいた人は猛ダッシュで避難。

リュックを背負った子どもは大きな音に驚いたのか、耳を塞ぎ、ベビーカーを引いて逃げる女性の後を追うように走る。

角からは男性が飛び出し、その後ろからネコが全速力で駆け抜けていく。
行き交う人々が必死に逃げる事態となった。

ビルの住人は1カ月ほど前に退去済み

みるみる広がる砂埃で辺りは真っ白になり、現場にいた人は「解体中に建物が崩れた。巻き込まれた車に人はいなさそうだ」と話す。

がれきの山と化したビル
がれきの山と化したビル

ビルは跡形もなく崩れ、がれきの山になった。

付近にいた男性は「大きな音がして爆発したのかと思い、友人たちと一緒に逃げたんです」と話す。

さらに別の男性は「ビルに誰かいた?」と質問され「いいえ、全員退去させられていました」と答えた。

地元メディアによると、ビルの住人は1カ月ほど前に退去済みで、負傷した人はいなかったという。
(「イット!」1月17日放送より)

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