韓国で2024年11月、ホームレスが暮らすテントに男が放火をする姿がカメラにとらえられた。
炎は瞬く間に燃え広がり、現場は煙に包まれたが、けが人は出ずに消火された。
容疑者は50代のホームレスで、放火の動機はホームレス仲間との言い争いだったという。
酔っ払いが放火?炎上したテント
韓国の首都・ソウルで2024年11月の夜に撮影されたのは、ホームレスが暮らすテントに男が放火する瞬間だ。

犯行が行われたのは、何人ものホームレスが寝起きしていた地下通路だ。
そこに現れた千鳥足の男は、とあるテントの前で立ち止まった。

その直後、天井付近にモクモクと煙が立ちこめ始め、テントから火の手が上がった。
炎はあっと言う間に燃え広がると、あたりは大量の煙で包まれていく。
放火したのは…ホームレス仲間
消火にあたったのは、異変に気づき飛び起きた市民たちだ。

その後、駆けつけた警察官がすぐに防犯カメラを確認したところ、フラフラと歩いていたあの男を容疑者と特定し、さらに現場近くで隠れていたところを発見した。
実は男自身も、50代のホームレスだった。
なぜ犯行に及んだのか、調べに対し、男は「知り合いのホームレスたちと一緒に酒を飲んでいたが言い争いになり、腹が立って火をつけた」と動機を語っている。
幸いこの放火によるけが人はいないという。
(「イット!」 1月15日放送より)
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