ホタテの街に新たな体験施設が完成した。
北海道南部の豊浦町でホタテの釣り堀がオープンした。
ホタテの街に「ホタテの釣り堀」オープン
豊浦町は年間約4000トンのホタテが水揚げされるホタテの街だ。

町では毎年3月に世界ホタテ釣り選手権大会が開かれてきた。
水産や観光に貢献しているこのホタテ釣りを体験してもらおうと、特産品販売施設「すいしゃ」に常設のホタテ釣り堀を設置し、1月15日にオープンした。

1000円で3分間ホタテを釣ることができ、釣れる数に制限はない。
大会最高記録“3分で15枚” 塗り替えられるか?

これまで選手権大会では15枚釣ったのが最高記録だった。
挑戦した人たちは、記録を塗り替えようと真剣だ。

「4枚釣れました。楽しかった、初めてやりました」(体験した人)

「6枚釣れました。思ったより難しかった。でも楽しい」(体験した人)
ホタテは釣れなくても3枚もらうことができ、持ち帰ったりその場で食べることも可能で、産地ならではの体験となっている。

「一般の方にも気軽に楽しんでもらって、おいしいホタテも食べていただきたい」(担当者)
このホタテ釣りは3月29日まで、毎週水曜日と土曜日に体験できる。