13日、2024年に生まれた子供の名前ランキングが発表された。男の子は「陽翔(ハルト・ヒナト・ハルカ)」、女の子は「紬(ツムギ)」が1位となったが、読めない人が続出。親の愛情が込められた名前選びが注目されている。
東京・巣鴨で調査…読めない名前が増加
親が子どもに贈る初めてのプレゼントでもある「名前」は、子どもの幸せや親の願いを込め、いくつもの候補を挙げて決める方も多いと思う。

13日、2024年に生まれた「子どもの名前ランキング」が発表された。男の子のトップは、太陽の「陽」に、飛翔の「翔」で「陽翔(はると)」だった。
テーマは、「人気の名前どこまで読める?ソレってどうなの?」だ。

青井キャスター:
明治安田生命保険が約1万4000人に調査した「2024年生まれた子どもの名前ランキング」です。男女の名前トップ5では、男の子トップは「陽翔(ハルト)」くん。その他にも「ヒナト」「ハルカ」といった読み方もあるそうです。この名前が2017年以来、7年ぶりの1位です。2位は、「凪」くん、3位は、「朝陽」くん、4位は、「暖」くん、5位は、「陽向」くんとなりました。
一方、女の子は「紬(ツムギ)」ちゃんが、3年ぶりの1位となりました。2位は、「翠」ちゃん、3位は、「凛」ちゃん、4位は、「陽葵」ちゃん、5位は、「芽依」ちゃんとなりました。
こう読むのでは?といったのもありますが、難しそうなものもありますよね。街の人たちは、どこまで読めるのでしょうか?東京・巣鴨で調査しました。

60代:
男の子の方が難しいナ。1位(陽翔)なんて読むのか分からない。(4位・暖に)「ダン」と言っていいのか、なんと言っていいのか、名前だからね。
50代:
コレ(2位・凪)だったらナギ?1位(陽翔)は難しいね。
80代:
難しい。読めないね、ちょっとね。
青井キャスター:
一方、若者や親子連れに聞きました。
20代:
5位(陽向)は、ヒナタとかじゃない?
40代:
(4位・暖)ダンじゃない?
20代:
(1位・陽翔)ハルヒ、(2位・凪)ナギ、(3位・朝陽)アサヒ、(5位・陽向)ヒナタ。
50代:
4位(暖)は?
20代:
ダン?1位(陽翔)ハルヒ?
記者:
ちょっと惜しい。
20代:
(3位・凛)リン。(2位・翠)ミドリじゃなくてなんだっけ?(1位・紬)ツムギ?
青井キャスター:
そうした中、こんな強者もいました。
20代:
(1位・陽翔)ハルトですよね。(2位・凪)ナギ、(3位・朝陽)アサヒ。分かんないな、これ(4位・暖)ダン?(5位・陽向)ヒナタ。(1位・紬)ツムギ、(2位・翠)スイ、(3位・凛)リン、(4位・陽葵)ヒマリかヒマワリ。ヒマリかな。最後(5位・芽依)メイ。

青井キャスター:
お見事です!男の子の2位は(凪)「ナギくん」または「ナギサくん」、3位は(朝陽)「アサヒくん」、4位は(暖)「ダンくん」と読むようです。一方、女の子の2位は(翠)「スイちゃん」、4位は(陽葵)「ヒマリちゃん」または「ヒナタちゃん」だそうです。
今回のイット!の調査では、男の子の1位「ハルトくん(陽翔)」は、約70%の人が読むことができませんでした。
20代:
めっちゃオシャレ、名前が。
60代:
私自身学校の教員やってるんですが、学内で実習するときは、名札に漢字の上にひらがなを打って、名札を付けてもらってたりしています。
子どもの名前に使用される漢字…トップは「翔(しょう)」
青井キャスター:
竜太郎さん、どうですか?
SPキャスター中村竜太郎さん:
私も全然読めないですね。昔みたいに、〇〇子ちゃんという名前もないんだなと思いましたね。
青井キャスター:
でも、かっこいいですけどね。「実」からすると羨ましいです。
スペシャルキャスター中村竜太郎さん:
暖かいイメージとか、穏やかなイメージが伝わってきますね。
青井キャスター:
子どもの名前に使用される漢字で一番多かったのは大谷翔平選手の「翔(しょう)」という漢字でした。4年連続のトップで大谷選手の人気が名付けにも影響しているということです。そんな名前にまつわるエピソードを聞いてきました。自分の名前で得したこと、何かありますか?
20代:
でも自分も結構珍しい名前なので。白い波って書いて、シラハです。仕事とかでも取引先の人とかに、そういう話、名前で覚えてもらえたりするのでうれしいですね。
20代:
ヨウセイ(陽生)です。唯一無二な感じが、あんまり周りにいないのが好きですね。
40代:
私はひらがなで「よしみ」です。「天童よしみ」と、そっちで覚えられますね。
青井キャスター:
時代とともに人気の名前は移り変わるようですが、親からの愛情がこもっていることに変わりはありません。
(「イット!」12月13日放送より)