約150種類のメニューを2時間1万2000円で食べ放題の東京・銀座にある高級バイキングでは、たくさんの外国人観光客が訪れて食事を楽しんでいた。
ただ店側は、止まらない物価高に悲鳴を上げている。

銀座の高級バイキングに異変

山と積み上げられたカニの足。さらにズラリと並んだシーフードから、焼き肉まで。

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しかし、この銀座の高級バイキングには、異変が起きていた。

取材班が12日に訪れたのは、銀座のビュッフェ専門店「回戦ブッフェダイニング 銀座八芳」。

北海道から直送されたカニをはじめとした新鮮なシーフードや焼き肉など、約150種類ものメニューがすべて食べ放題だ。

その客層は、半分ほどが外国人観光客だという。

ニューヨークから来た女性：
（カニを食べて）ん～♪…おいしい！

こちらのビュッフェのお値段は、2時間で1万2000円だ。

アメリカ人男性：
その価値はあると思う。種類もたくさんあるし、クオリティーもいい。

アメリカ人男性：
少し高めではあるけど、料理のクオリティーが高いから、それだけの価値はあると思う。

カニの価格高騰「利益的には厳しい」

外国人客は、この価格に納得の様子だが、店側は止まらない物価高に大苦戦中だ。

銀座八芳 店長 梅原朋之さん：
やはり一番値上がりが高いのが、カニですね。カニがメインのお店ですので、かなり利益的には厳しいです。

この店では1日に、約50kgのカニを提供している。
その需要はこれから年末に向けて、ますます高まる見通しだ。
（「イット！」12月13日放送より）