国会では、午後から経済対策の裏付けとなる2024年度の補正予算案の審議が始まり、衆参両院で各党の質疑が行われる。
石破総理にとっては、就任後初の経済対策に向けた補正予算案で、物価高対策などを目指しますが、野党は、予算の効率や対策の効果について追及する構えだ。
この記事の画像(6枚)辻元代表代行:
中身については「水ぶくれ予算」徹底審議しないといけない。
立憲民主党の辻元代表代行は、審議に先立ち「ルールなき積み増し予算」と指摘し、政府に対し修正案を出す姿勢だ。
また、少数与党の石破総理にとって補正予算案の可決には、国民民主党の協力が不可欠となりますが、103万円の壁をめぐる議論で折り合えておらず、国民民主は「このままでは賛成できない」とけん制している。
一方、「政治とカネ」の問題も焦点だ。
立憲民主党は、改革の本丸として企業団体献金の禁止法案を、一部野党と9日に提出する。
その上で、禁止ではなく「公開」とする自民党を追及する構えだ。
また、政策活動費についても廃止法案を野党7党で提出していて、一部非公開とする自民党案を「抜け穴」と追及する構えで、政治改革を巡る議論も今後本格化する。
(「Live News days」12月9日放送より)