トルコを訪問中の秋篠宮ご夫妻が国交100周年の記念式典に出席されました。
日本時間の未明、ご夫妻はイスタンブールで行われた日本とトルコの国交樹立100周年の記念式典に出席され、秋篠宮さまは「日本とトルコは、一般的な交流にとどまらず、トルコ語の諺である『雨天の友』のように困難な時に助け合う歴史を重ねてきました」と、友好親善を願う思いを述べられました。
さらに、1890年に日本近海で遭難したトルコ海軍の軍艦「エルトゥールル号」を和歌山県・大島村の人たちが救助した事や、イラン・イラク戦争時にテヘランにいた日本人をトルコ航空が救出してくれた事、東日本大震災や去年発生したトルコの地震で相互に救助隊を派遣したことなどを紹介し、「両国の『絆』を象徴する出来事が、次の100年に向かっても語り継がれていくことを願っております」と述べられました。
式典に続き、記念コンサートが行われ、ご夫妻はトルコの民族舞踊や日本の和太鼓の演奏を鑑賞されました。
コンサート終了後には見送りに集まった出演者たちに歩み寄られ「非常に良い機会だったなと思っております。ありがとうございました」と感想を述べられました。
また、秋篠宮さまは「どれくらい公演をされているんですか」「コラボレーションもとても合っていて」などと声をかけ、大勢のダンサーらと一緒に笑顔で記念撮影をし、拍手を送りながら会場を後にされました。
ご夫妻は、日本時間の今夜、世界遺産の「ブルーモスク」を視察されます。
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