福岡・久留米市で11日、ナンバープレートが付いていない不審な車がカメラに捉えられた。遭遇した撮影者は盗難車の可能性も疑っていたものの、他に不審な様子は見られなかったという。一方、大阪市では4日、ドアを開けたまま走行する危険な車も確認されている。この車はタイヤに異常がみられたという。

一体なぜ?ナンバープレートで走る車

福岡・久留米市で11日午後2時半に撮影されたのは、付いているはずのものがない不審な車だった。

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当時、走行中だった撮影者は交差点を左折し、前を走る車に近づいた際に違和感に気づいた。撮影者は「付いてないといけないものが付いてない感じだった」と話している。

ナンバープレートなしで走っていた車(FNN投稿サイト「ビデオPost」)
ナンバープレートなしで走っていた車(FNN投稿サイト「ビデオPost」)

そう、ナンバープレートが付いていなかったのだ。ありえない状況に、撮影者は「盗難車なのかなという感じで最初見てびっくりした」と語る。

ナンバープレートがあるべき場所に2つの穴が
ナンバープレートがあるべき場所に2つの穴が

ナンバープレートがあるべき場所には、プレートが付いていたと思われる穴が2つ空いているだけだった。しかし、それ以外に不審な点はなかったという。

撮影者は「普通に走っている感じだったので、もしかしたら工場か何かで付けるの忘れていたのかなって…」と話している。

ドア開けたまま…歪んだタイヤで走行する車

一方、大阪市で4日午後1時半頃、こちらでも明らかに怪しい動きをする車がカメラに捉えられた。当時、前の車はなぜかハザードをつけて信号待ちをしていた。

運転席のドアが開いたままの乗用車(視聴者提供)
運転席のドアが開いたままの乗用車(視聴者提供)

運転席からドライバーが降りてきたと思った直後、信号が青に変わってしまう。そこでドライバーは慌てて運転席に戻り、なんとドアを開けたまま進み始めた。

ハザードを点けたまま、ドアも開けっぱなしで走行する不審な車。スピードが遅かったため、撮影者の車は車を追い越した。

タイヤに異常がみられる乗用車(視聴者提供)
タイヤに異常がみられる乗用車(視聴者提供)

その時点ではドアは閉じていたが、車はリアからフロントのタイヤが斜めに歪んだ状態で走行していたとみられる。

ドライバーが一度降りたのは、そのタイヤの状態を確認するためだったのか。撮影者は「あの状態で走る判断をしたのならば、免許返納してください。危険すぎます」と厳しく指摘している。
(「イット!」 6月13 日放送より)

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