千葉・松戸市の菓子店「魔法の琥珀糖」で販売されている琥珀糖が、いまSNSで“キレイすぎる”と話題を集めている。琥珀糖はまるで採掘した宝石かのようで、水色や緑色などに輝く独特な美しさを放つ。今回、その話題を集めている店で琥珀糖作りの裏側に密着した。
日本伝統の食べられる“宝石”
千葉・松戸市の菓子店「魔法の琥珀糖」で撮影されたのはキラキラと光り輝く宝石、ではなく、なんと食べられる宝石「琥珀糖」だ。
この記事の画像(11枚)外はシャリシャリしていて、中は溶けるように柔らかい、その輝きはまるで本物のよう。
「琥珀糖」とは、寒天や砂糖などでできた伝統的な和菓子だが、いまキレイすぎるとSNSで話題になっている。
手ちぎりがみそ!美しい宝石作りの秘訣
今回、週2回しか営業していない、“レア”なお店「魔法の琥珀糖」で特別に作り方を見せてもらった。
まず、鍋に材料を入れ、とろみがつくまでしっかりと混ぜたら、容器へ流し込み色をつける。
「魔法の琥珀糖」の店主・二瓶あやさんは、「この混ぜ加減がみそなんですよね。ぐるぐる混ぜちゃうときれいじゃなくて、もやっとしたグラデーションがかわいいです」と話す。
そして、一晩冷やして固まったらいよいよ形作り。美しい琥珀糖を作るには、ここでポイントがあるという。
店主の二瓶あやさんは、「手でちぎることで断面がランダムにざらざらっとして、そこの表面の歯触りだったり、あと鉱物っぽい美しさが出ると思っています」と話す。
形作りを終えた琥珀糖をここからさらに1週間乾燥させると、食感がクセになる琥珀糖の完成だ。
店主の二瓶あやさんは、「食べていただくお客様に“小さな魔法を届ける”っていうところをテーマにしているので、特別なご褒美のお菓子として食べていただきたいなって」と語っている。
(「イット!」 11月22日放送より)
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