熊本県勢としては『くまモン』以来13年ぶりの快挙だ。『ゆるキャラ』の日本一を決める大会が能登半島地震で被災した石川県で開かれ、八代市日奈久の公認キャラクター『ちくワン』が優勝した。

ちくワンが4万6570票で日本一に

八代市日奈久の公認キャラクターの『ちくワン』は、日奈久を盛り上げようと名産の『ちくわ』と『犬』を合わせて誕生した。

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日奈久出身のお笑いタレント『ゴリけん』さんと、2024年9月に八代市役所を訪問し、中村市長に支援を依頼するなど、ゆるキャラ日本一に向けた活動を続けてきた。

そして石川県七尾市で開かれたゆるキャラグランプリ『ゆるバース』には、全国各地から企業や自治体の約150のキャラクターがエントリー。1カ月にわたるインターネット投票や会場での投票が行われた。

その結果、『ちくワン』が4万6570票を獲得し、見事日本一に輝いた。

湯の里日奈久振興会の松本啓佑会長は「呼ばれた瞬間は2人でガッツポーズ。ちくワンもガッツポーズ。ちくワンの知名度がどんどん上がっていくと思うので、日奈久としてはちくワンを一生懸命応援して、一緒に日奈久を盛り上げていきたい」と話した。

「熊本を一緒に盛り上げていくモーン」

熊本県勢のゆるキャラ日本一は2011年のくまモン以来13年ぶりだ。

『ちくワン』は今後、熊本県の木村知事への表敬訪問や県内外のイベントへの出演を予定している。

『ちくワン』がゆるキャラ日本一に輝いたことに、くまモンは「ちくわをいっぱい食べて熊本を一緒に盛り上げていくモーン」とコメントを発表した。

(テレビ熊本)

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