愛知県東海市の伊勢湾岸道で2024年10月3日、事故を起こして車の外に出ていた男性2人が、後ろから来た車にはねられ、死亡しました。

高速道路で事故にあった際、どう身を守ればいいのか、事故の被害を拡大させないため、後続車両に合図を送る発煙筒の使い方についても、確認しました。

■追越車線で事故を起こしたら…身の守り方は

警察によりますと、伊勢湾岸道での事故では、まず、追越車線に故障したトラックが止まっていたため、乗用車が後ろに止まりました。

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そこに、軽乗用車が追突。事故の様子を確認するため、それぞれの運転手が外に出たところ…。

別の乗用車が追突したということです。

こうした高速道路での事故を防ぐためにはどうしたらいいのか、NEXCO中日本の担当者に聞きました。

NEXCO中日本の高速道路ドライブアドバイザー 花田大輝さん:
路上に立たない、車内に残らないということ。左側の路肩、安全な場所に速やかに避難する。

今回の事故のように、右側の追越車線で車が止まった場合についても聞きました。

NEXCO中日本の高速道路ドライブアドバイザー 花田大輝さん:
追越車線側の路肩は安全な場所ではないので、可能な限り、車が途切れるタイミングを見計らって、左側の路肩へ。避難する際に重要なこととしては、後ろから来る車から目を離さないことが一番大事です。

そして、事故の規模を広げないために「ハザードランプをつけて後続車両に合図を送ってもらって、発煙筒や三角表示版を表示して注意を促してほしい」と説明しています。

■車には必ずある「発煙筒」の使い方

発煙筒は車に積んで置くことは義務付けられていますが、使う機会はなかなかありません。実際に点火して手順を調べました。

まず、キャップを開けます。

そして発煙筒と軸のキャップを固定します。

先端には、白いキャップがもう1つ付いていて、このキャップが点火剤の役割を果たします。

軸の発煙筒の部分をマッチのようにこすると…。

炎と煙が出るようになっています。

2024年10月11日放送

(東海テレビ)

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