リンクとキャンパスを行き来する毎日を送っている彼女の、去年と今年のスケジュールの変化を書き出してもらった。

大きく変わったのは、睡眠のタイミングだ。
去年は朝7時起きが多かったが、今年は朝4時ぐらいに起きることが増えたようで、早起きは「めちゃめちゃ頑張っている」という。
そして、「自分が今まで触れたことのないことをやっている大学生もたくさんいるので、すごく世界は広がっている」と話すなど、スケートと学業の両立は充実しているようだ。
5度目の全日本で“今年こそは”
授業を終え拠点の京都・宇治でのランチに同行すると、彼女の素顔にも迫ることができた。
「授業や練習のない時は、カフェ巡りしたりとかしています」と吉田。

また、「食事制限をするのではなく、しっかり栄養をとることを意識している」と話し、“魚よりお肉派”という吉田の好物はアイスクリーム。
試合などでヨーロッパに行った際、ジェラート店に行くのがご褒美だという。
大学生らしい一面も見せてくれた吉田が見据えるのは、1年半後に控えるミラノ・コルティナダンペッツォ五輪。

シニア本格デビューとなった昨季からの3年間を“ホップ・ステップ・ジャンプ”と称する今季は、ステップの年を迎える。
「去年初めてシニアのシーズンを過ごして、いろいろ学んだことや足りないなと思うこともいっぱいあった。しっかりそれを活かして、今シーズンもっと上を目指し、来シーズンのオリンピックにつながるシーズンにしたい」

5年連続5回目の全日本出場へ向けては、「日本でまだあまりいい思い出はなくて。毎年、今年こそはって思って挑んでいるんですけど、本当に今年こそは、集大成の姿を見せられるようにしたい」と意気込む。
今季出場した大会でのトリプルアクセルは全て着氷と好調の吉田。
軽快な“ステップ”を踏む彼女の活躍に注目だ。
■全日本までの道の詳しい概要はフジスケで!
https://www.fujitv.co.jp/sports/skate/figure/toJPN.html
※エントリーが出たら全日本への道の詳細が反映されます。
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