“中秋の名月”のような可愛らしい“月”が撮影された。
X（旧Twitter）で話題となっているのは、暗闇の中に浮かぶまん丸な“犬の顔”。ちょこんとした口や鼻、そしてキラキラしたつぶらな目がキレイに月のようにおさまっている。美しいだけでなく、とても癒されるかわいい“満月”だ。
この満月になっているのはペキニーズのもぐちよちゃん（生後5カ月・女の子）。飼い主さん（@moguchiyo_peki）によると、トイレットペーパーの芯を使ってiPhoneで撮影した写真だという。ほのかに周囲を照らす光も絶妙で、本当に夜空に浮かんでいるかのよう。
このもぐちよちゃんの写真には「可愛すぎます」「最高すぎます 毎晩出てほしい！！」という声はもちろんのこと、「本当の満月に見える」「この発想はなかった」という驚きの声も多く寄せられている。投稿は13万のいいねが付く大きな話題となっている（9月13日時点）。
トイレットペーパーの芯に興味津々
見事な月の写真だったが、一体どのように撮影したのか？もぐちよちゃんの様子はどうだったのか？飼い主さんに話を聞いてみた。
ーーなぜ「月になった愛犬」を撮ろうと思ったの？
撮り方は自分で考えたものではなく、ネットで見かけたものです。前にネットで見かけたのをなんとなく覚えていて、ちょうどトイレットペーパーの芯があったので、ふと撮ってみようと思って撮りました。
ーー撮影中のもぐちよちゃんの様子はどうだった？
もともとティッシュペーパーやおもちゃのタグなど紙系のものが好きなので、トイレットペーパーの芯にも興味津々でした。
ーー写真を見てどう思った？
まるい…。
ーー撮影方法は？上手に撮影するコツを教えて。
ビデオモードにして被写体にピントを合わせた状態で録画してから芯をかぶせて撮りました。iPhoneだとこれでピント調整も楽に、正面を向いているタイミングの写真をあとから切り取れるのでうまくいきました。
なお、トイレットペーパーの芯をかぶせるのはiPhoneのカメラレンズの方で、犬とは少し離れて撮影するという。飼い主さんはリポストで、もぐちよちゃんが鼻部分を芯の中心にすっぽりと入れた写真も投稿して、「芯を犬にかぶせて撮影する方法は間違いである」ことを伝えている。
保冷剤で涼をとる写真もお気に入り
ーーもぐちよちゃんはどんな子？
生後5カ月のやんちゃな子です。何にでも興味を持って、よく食べよく遊びよく寝て、日々すくすく成長しています。
ワンコも人も好きですが、特に人が大好きで、お散歩で人を見かけると「構ってもらえるかも？？」と期待して、フセをしながら見つめてアピールしています。人が見えなくなるまで動かない時もあるのでちょっと大変です（笑）
ーー他のお気に入りの写真を教えて。
保冷剤はこの夏の必需品だったのですが、お散歩やドッグランやお家でも、いたるところでバテたらその上にでーんと突っ伏して涼をとる姿がもぐちよらしくて好きです。
ーー今後はどんな写真を撮っていく予定？
暑いのが苦手な犬種でもあって夏場の日中は外出できなかったので、涼しくなってきたら色んなところにお出かけに行って写真を撮るのが楽しみです。
ーー投稿にはたくさんの反響があるが、どう感じている？
こんなにたくさんの人に見てもらえると思っていなかったので驚いています。リポストのコメントが面白くて、写真を加工して都会の夜空に浮かぶように作ってくださる方もいて、とても楽しませていただいています。
トイレットペーパーの芯で月になった犬 pic.twitter.com/EczqwvRSSz
— もぐちよ (@moguchiyo_peki) September 2, 2024
動画で撮影して後から正面を向いた瞬間を切り取ることで、満月になった愛犬のキレイな写真ができたという。トイレットペーパーの芯などのまるい筒があれば手軽にできそうなので、今年のお月見は“月になった愛犬”を眺めてみるのも楽しそうだ。
