7月3日から始まった新紙幣の発行。大分県大分市では10日ユニークなイベントが開かれた。商品券1万円を懸けて挑戦する、その名も「炎の栄一」。新1万円札の肖像となった渋沢栄一にちなんで行われたこのイベントに、テレビ大分の記者も挑戦した。
7月3日に発行が始まった新紙幣 県内の動きは
20年ぶりとなる紙幣のデザイン変更。このうち、1万円札では肖像が40年ぶりに変更されることになり、中津市出身の福沢諭吉から明治時代の実業家・渋沢栄一に変わった。
発行から1週間余り。県内の状況について、銀行に話を聞いてみると…
「1日の来店客数にもよるが、その半分ぐらいは両替のお客様多い。しかし、想定していたよりかはお客さんが少なくて、やはりキャッシュレス化の時代が来ているものというふうに感じている」と、豊和銀行本店営業部川野智世さんは現状について話した。
こうした中、大分市では新紙幣にちなんだイベントで盛り上がった。
1万円分の商品券をかけた「炎の栄一」
この記事の画像(4枚)ボックスに入った小銭と紙幣を手でつかみ、合計が1万円に最も近かった人に1万円分の商品券が贈られるというゲームだ。
挑戦したのはテレビ大分に4月に入社した渡辺一平記者。「1万円ぴったりつかみます!」と意気込むも結果は…「8839円」。
新1万円札の肖像となった渋沢栄一にちなみ、「炎の栄一」と名付けられたこのゲーム。10日の優勝者はなんと、ぴったり1万円をつかんだという。
20年ぶりの新紙幣発行は、人々の交流や暮らしなど様々な変化にもつながっている。
(テレビ大分)