東京・台東区の上野動物園で撮影されたフラミンゴの赤ちゃんの動画が、SNSで約330万回再生され、話題となっている。
赤ちゃんは、繰り返し片足立ちをするようにゆっくりと片足を上げ、元に戻す動作を行っている様子だが、フラミンゴを飼育するほかの動物園によると、伸びをする動きなのではという。
小さな体で一生懸命“片足立ち”
東京・台東区の上野動物園でカメラがとらえたのは、SNSで約330万回再生されている、白いフワフワの羽で全身が覆われた小さな鳥だ。
この鳥はフラミンゴの赤ちゃんで、屈伸するように両足を曲げると、ゆっくりと片足を上げ、元に戻す動作を行っている。

撮影者は赤ちゃんの動きを見て、「フラミンゴと言えば片足立ちのイメージなので、赤ちゃんが片足上げてヨロッとするところを見て、もしかして練習しているのかなと」という疑問が浮かんだという。
実際に赤ちゃんの映像を見てみると、片足を後ろに上げてみるものの、うまくバランスが取れず、フラフラとしてすぐに足を戻していた。

それでも赤ちゃんは、周りの大人たちを見渡して、今度は足を上に曲げてみるが、やはりうまくできず、その場に座り込んでしまう。
片足立ちの練習ではない?
撮影者は、「片足を上げてはすぐ両足に戻ったりというのをやっていて、疲れるのか途中で座り込んだり、かわいかったです」と語った。

実際に片足立ちの練習をしていたのか、フラミンゴを飼育している狭山市立智光山公園こども動物園に話を聞くと、「赤ちゃんが片足立ちの練習をすることはないと思う」との回答があった。
あの動きは、伸びをしていたのではないかという。
(「イット!」 7月10日放送より)
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