アメリカ西部各地で山火事が相次いで発生している。現地当局は、急激な気温の上昇などで今後も山火事が増えると警告している。
人気のリゾート地で山火事
湖面を赤く染める、燃えさかる炎。カリフォルニア州の人気のリゾート地で大規模な山火事が発生した。

ゆっくりと進む炎の筋は山々を越え、平地へ。“炎の進撃”はとどまることをしらない。
別の場所で発生した山火事では、人が行き交う場所にも被害があった。

山火事は空港にも迫っていたのだ。「木が燃えるにおいがする。なんてこった。空港が囲まれたぞ」。空港で撮影された映像には、撮影者の声と立ち上る黒煙が記録されていた。
消防隊は、飛行機やヘリで消火剤を撒き、懸命の消火活動を行った。地元メディアによると、山火事の進行を食い止めることに成功したが、格納庫が壊れる被害があったという。
山火事の原因は“記録的高温”
アメリカ西部の各地で発生している山火事について、国立気象局は急激な気温の上昇などで増えると警告している。

ネバダ州ラスベガスでは6日、気温46度という記録的な暑さになった。
カリフォルニア州の山火事は、東京ドーム1000個以上の面積を焼き、現在も燃え広がっているという。
(「イット!」 7月8日放送より)
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(11枚)