料理や掃除・洗濯など、日常生活の中で「もっと便利な方法があったら」と思った事、ありませんか?今回は「ライフハック」に注目。日々の中で時短・光熱費を節約し、少しでもゆっくり豊かになれる時間を作る。災害時にも役立つ裏技だ。

街の人に聞いた「ライフハック」

「ライフハック」とは、「生命」や「生活」を意味する「Life」と、「改造する」=「Hack」を組み合わせた造語で、仕事や日常生活で役立つちょっとしたアイデアやテクニックのことを表すもの。

街の人に聞いてみると、「洗濯物を仕分けしてから干す」「卵、白だし、好きな具材を器などにいれて、ラップをかけて、電子レンジでチンしたら茶わん蒸しができていた」「汚れた野球などのユニフォームに、シャワーの熱いお湯を30秒から1分程度当てると、こすらなくても汚れが落ちる」など、様々なライフハックを教えてくれた。

光熱費を節約“ゆでないゆで卵”

さっそく、ライフハックに挑戦してみる事に。まずは、「ゆでないゆで卵」の作り方。

2024年2月、農林水産省が公式SNSで紹介し、これまでに1万4000件以上の「いいね!」がついた。

使う水は鍋底から1センチの高さまで。卵を入れて火にかける。水が沸騰したらふたをして、中火で4分加熱。ここで火を止める。ふたをして、5分置いて蒸したら完成。

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5分後、卵の殻をむく。中を見てみると…キレイにかたまっている。ちょっと黄身が端っこに寄ってはしまったが、中までちゃんとかたまっている。

この方法だと加熱時間が短く、光熱費を抑えることができ、少ない水で調理できる。フライパンで一気に大量のゆで卵を作ることもできるのだ。

光熱費を節約しながら、ゆで卵を作ることができる
光熱費を節約しながら、ゆで卵を作ることができる

ペットボトルで作る「簡易蛇口」

アウトドアなどの際、ペットボトルで手を洗うと、水を使いすぎてしまう。また、1人だと片手ずつしか洗えない。

そこで、警視庁が公式SNSで紹介している方法がある。

ペットボトルにきりなどで穴をあけて、穴を指で押さえたまま水を注ぎ、ふたをする。穴から指を離すと、水は少しこぼれるが、すぐに止まる。

これで、ペットボトルから簡単に水を出せる蛇口の完成だ。

キャップを緩めると水が出てきた。
これなら両手も洗える。蛇口のようだ。水が少しずつ出てくるので、キャンプなどのレジャーに行った時に、炊事場からキャンプテントまでの距離が遠い時にもこれを一つ持っておくと活躍してくれそう。

簡易蛇口は、災害時の防災用グッズとしても活用できそうだ。

皆さんも、暮らしを楽に。また災害時の備えとして参考にしてみてはいかがだろうか。

(テレビ宮崎)

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