横浜市の住宅街の中にある交差点の中央分離帯にそびえ立つ「ある植物」。
神代植物公園 松井映樹園長:
おそらく「アオノリュウゼツラン」ですね。
アオノリュウゼツランは、中南米の主にメキシコなどに分布する大型の植物ですが、なぜここに植えられているのでしょうか?
「めざまし8」取材班が現場に行ってみると…。
「めざまし8」取材班:
かなり高いところまで成長しています。4m、5mぐらいありそうですね。
あまりの大きさにビックリして見上げる人や、写真を撮る人もいました。
近隣住民に話を聞くと、驚きの事実がわかってきました。
最近になって突然成長 その理由とは…
近隣住民:
もう何十年前からあそこに植えてあるんですよ。花の枝が伸びてきたんで、すっごいびっくりした。
近隣の店舗:
1週間前ぐらいだと思います。急に伸びたんですよね。
数十年前からこの場所に植えられていたという「アオノリュウゼツラン」がここ最近、急に伸びているといいます。なぜなのでしょうか?
神代植物公園 松井映樹園長:
花がですね、咲こうとしているんですね。
センチュリープランツって、百年に一度っていう名前がついているんですけれども…。
花を咲かせるのは、数十年に一度だけという「アオノリュウゼツラン」。
花茎がどんどん伸びていって、その後に細かい花がたくさん咲くとのことですが、今まさに花が咲く段階に入っているということなのでしょうか?
近隣住民:
生きてる間に本物の花が見られるって、こんな素晴らしいことはないと思う。
数十年に一度だけ咲く花とは、いったいどんな姿なのでしょうか。
「数十年に一度だけ咲く花」とは?
これは、「アオノリュウゼツラン」が2012年に開花した時の写真です。
黄色の花を、たくさん咲かせている姿はまさに圧巻です。
6月6日、再び取材班は現地に行ってみました。
「めざまし8」取材班:
うっすらと黄色くなっているような感じがしますね。
数十年に一度の光景まで、あとわずかです。
(「めざまし8」6月7日放送より)