4月1日から新年度がスタートした。
全国各地で今の時代を反映したユニークな入社式が行われた。
アバター従業員が司会

大阪市の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」では、ダンスミュージックで新入社員を歓迎。

静岡・三島市のレジャー企業では新入社員が宙を舞った。

女優・芳根京子さんは、フジテレビの入社式で新入社員にエールを送った。
ローソンでは、司会の席にモニターが。

人手不足の解消のため、8店舗で“勤務”しているアバター従業員が司会を務めた。

さらに、障害がある人への合理的な配慮の提供が1日から義務化され、新入社員が初日から手話を練習した。
畑で直接ふれあう体験型も
キユーピーでは、新入社員がおそろいの赤い服装で野菜を収穫。

コロナ禍の影響で、大学生活のほとんどがリモートだった人も多いことから、2024年初めて、人と人が直接ふれあう体験型の入社式にした。
キユーピー・新入社員「同期と仲良くできるような経験をさせてもらえたのは、すごく大きい」

かんな削りの入社式で有名な住宅メーカー「AQ Group」では、社長自ら新入社員のかんな削りをべた褒め。

社長「いいですね。すばらしい!」
人手不足が深刻な建築業界ということもあり、優しい言葉をかけることで、働きやすい環境を演出していた。
暗闇の中での入社式

さらに「イット!」が取材したのは、暗闇の中で入社式を行った、住宅情報を提供する企業「CHINTAI」。

テレワークでの仕事が進む中、自ら発信し、声をかけ合うことの重要性や、目が見えない人がどんな情報を求めているのかを体感した。

「CHINTAI」新入社員は、「人のために発信していったり、誰かの立場に立って仕事をするというのは、きょうあらためて確認させられた」と語っていた。
(「イット!」 4月1日放送より)
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