秋篠宮家の次女・佳子さまは、3月4日、東京・千代田区で開催された「なるほど展」をご覧になりました。
この記事の画像(6枚)「なるほど展」は、婦人発明家協会が主催する発明コンクールで、日常生活の中で生まれたアイデアを生かした女性の発明を表彰しています。
昭和43(1968)年に第1回が開催され、これまでに皇后さまや上皇后さまを始め多くの女性皇族方が会場に足を運ばれています。
今回、文部科学大臣賞を受賞したのは、ジュエリーデザイナーの橋崎幸江さんが考案した「虹色の縫針」。チタンを加工した針は虹色に輝き、糸を通すときに穴が見やすく、また落としたときに見つけやすくなるといいます。佳子さまは針を手に取り「光の加減で見えやすくなっているんですね。」と驚かれました。
そして「ひらめきは、どんなときに?」と質問された佳子さま。「(チタンで)ジュエリーを作っているときに、普段穴を通すのに苦労するので、針にしたらいいんじゃないかなって」と発明のきっかけを説明する橋崎さんに「(ジュエリーを)作っている中でのアイデアなんですね」とうなずかれていました。
厚生労働大臣賞を受賞したのは、香川県の国方隆子さんが考案した「タオル掛け補助具」。手を拭いたときなどにタオルが横にずれたり落ちそうになったりするのを防ぐため、掛ける部分に滑り止めを装着しました。佳子さまは考案者から促されると実際にタオルを引っ張り、「ずれにくいですね」とその機能を確かめられていました。
発明品を一つ一つ見て回り、「様々なアイデアや工夫がなされているというのが大変分かりやすかったです。暮らしの中で困っていることに対する工夫がよく分かり、素晴らしいなと思いました」と感想を述べられた佳子さまです。
(「皇室ご一家」3月31日放送)