子供がオンラインゲームに無断で課金してしまうトラブルが増えていて、中には100万円以上のケースもある。防ぐための方法を専門家に聞いた。
「ログオフ」や「明細の確認」など簡単にできる事を怠らない注意が必要
国民生活センターに寄せられた相談件数は、2022年度に4000件を超えている。購入額が高額なケースもあり、50万円~100万円未満が14.1%、100万円以上の課金も6.5%あった。

実際に10歳未満の子供であった事例を見ていくと…。

▼親が知らない請求があることに気付いた。
▼思い返してみると、車で移動中に小学生の娘が母親のスマホでゲームをしていたが、クレジットカードの決済に必要なパスワードは知らないはず。
▼「どうして課金できたの?」と聞いたら「パスワードを変えることができた」と答えた。
▼アプリの業者に相談したが、数千円の返金しか認められず。
そして、次のようなケースもある。

▼息子が「先月、ゲームの課金をしてしまった」と話した。
▼確認したら、5万円課金されていてビックリした。
▼息子には母親が昔使っていたスマホをゲームや動画を見るために渡していて、母親の指紋認証が必要な設定になっていた。
▼ところが、息子は友達から指紋認証の追加方法を教えてもらい、自分の指紋を追加していた。

未然に防ぐにはどうすればいいのか、ITジャーナリストの高橋さんに聞いた。
▼保護者のアカウントが使えないように必ずログオフする。
▼子供専用のアカウントを作成する。
▼パスワードは類推できない文字列にする。
▼日頃から明細などを確認する。
などが必要だと指摘している。
(東海テレビ)