イエメン沖で7日、バルバドス船籍の貨物船がイエメンの親イラン反政府組織フーシ派のミサイル攻撃を受けた。この攻撃で、3人が死亡、4人が負傷した。一連のフーシ派による商船攻撃で死者が出たのは初めてだ。
インド海軍がヘリやボートで救助
もくもくと煙が立ちのぼる船。

中東・イエメン沖でフーシ派からミサイル攻撃を受けた商船だ。
7日、インド海軍が救助の様子を公開した。
ヘリコプターからロープを下ろし、1人ずつ引き上げ、ヘリに乗せるとベルトで体を固定。海軍の船へと運んでいく。

重傷でヘリに乗ることができない人たちはボートで救助され、船へ運び込まれるとすぐに手当を受けた。
攻撃を受けたのは、バルバドス船籍の貨物船。海外メディアによると、乗組員20人と警備員3人が乗っていたという。今回の攻撃で、乗組員3人が死亡。少なくとも4人が負傷し、そのうち3人が重体となっている。

フーシ派による一連の商船への攻撃で、死者が出たのは初めてのことだ。フーシ派は、イスラエルがパレスチナ自治区ガザへの侵略をやめない限り、船への攻撃を続けるとしている。
(「イット!」 3月11日放送より)
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