アカデミー賞を受賞した「君たちはどう生きるか」は、原作・脚本・監督が宮崎駿さんで、引退宣言を撤回して、実に7年もの製作期間をかけて生まれた作品だ。
英語のタイトルは「The Boy and the Heron」=「少年とサギ」という意味で、アメリカで上映されたジブリ作品のなかで興行収入が最高額を記録している。
ジブリ作品のアカデミー賞受賞は、2003年「千と千尋の神隠し」以来、2度目となる。

「君たちはどう生きるか」とともに賞に輝いたのが「ゴジラ-1.0」で、日本作品では初となる「視覚効果賞」を受賞した。
「視覚効果賞」は最も優れた視覚効果を用いた作品に与えられる賞で、過去には「スターウォーズ」「タイタニック」「アバター」などの大ヒット作が受賞している。

ジブリパークは3月16日にリニューアルオープンするが、「君たちはどう生きるか」のオブジェが新たに登場する。
作品に登場する青サギやペリカン、インコマンのオブジェがジブリの大倉庫に新たに登場する。
(東海テレビ)