ゴルフブランドのmuta(ムータ)MARINEウェアとアンバサダー契約を結んだ、プロゴルファーの池田勇太選手が2月1日、名古屋市中区で記者会見し、2024年シーズンへの抱負を語った。

ケガの影響が大きかった2023年は「キャリアの中で一番辛いシーズン」と振り返り、自分を見つめなおしたという池田選手は、改めて「スタートラインに立つことが大事」と話した。

2024年シーズンは一部のツアーと、レギュラーツアー以外にも出場の意欲を見せ、「新しい一面を会場やテレビで見てもらいたい」と抱負を語った。

試合で着るウェアのこだわりについては、「ちゃんと決めていく」と説明し、トーナメントの4日間で最終日に向けてテンションを上げていくために「臨機応変に変えていくタイプ」だという。

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好きな色は、やはり池田選手のイメージが強い「紫」。「子供の頃から紫が好きで、ゴルフでも気合が入る」という。

ゴルフ場が「緑」に囲まれていることもあり、それに目をひく色合いや映える服装、シューズ、キャップなど、トータルでのコーディネートを意識していると話した。

このあと、同じmutaと契約している「ドラコンプロ」の松本宗矢(そうや)選手、水野眞惟智(しんいち)選手、小斉平優和(こさいひら・ゆうわ)選手、そして岐阜県出身の今野大喜(いまの・だいき)選手も登壇し、「男子プロを盛り上げる方法」や会場からの質問などについて答えた。

今野選手は「男子プロを盛り上げる方法」について、地方トーナメントの重要性に触れ、愛知県では「東海クラシック」や「中日クラウンズ」が開催されているが、大会のない都道府県はまだ多く、「地元に根付いた大会があれば、ジュニアの育成などにもつながって盛り上がる」と訴えた。

池田選手も「たまに(普段)トーナメントがないところで(大会を)やるとすごい盛り上がる」と話し、47都道府県でツアーをやりたいと考えたこともあるといい、「男子が活性化されてきたら増やしてほしい」と話した。

また、男子プロの「キャラクター」が浸透することの大切さにも話題が及び、池田選手は、石川遼選手との争いについて触れた。

池田選手より1年前に石川選手がプロデビューしていて「自分ではそうは思わないが」と言いながらも「共通点を持たない2人の争いがドラマティックに見えたようだ」と振り返った。

最後に2024年シーズンについては出場できる試合数は多くはないと話したが、「ケガを完治させて1勝、復活と言えるようにしたい」と語った。

池田選手は愛知県でのツアーでは今のところ、9月の「バンテリン東海クラシック」には出場する予定だという。

(東海テレビ)

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