高円宮妃久子さまは2月1日、都内で行われた式典で、能登半島地震の被災地に対するインドネシアからの支援に感謝の意を述べられました。
久子さまは東京・品川区のインドネシア大使館で行われた両国の外交関係樹立65周年を記念する式典に出席し、挨拶の冒頭で「1月1日には国内で大地震がございまして、多くの方が被災されました。国を挙げて支援を今しておりますけれども、これから復興にはかなりの長い時間がかかるかと存じます」と述べられた。
その上で、地震の犠牲者を悼み、被災者を気遣うとともに、インドネシア大使館による寄付に対し感謝の気持ちを述べられた。
また、おことばの中で久子さまは、無人探査機「SLIM」による月面ピンポイント着陸の成功の一方、紛争や戦争や、環境問題などがあることを挙げ、「月という遠いところに着陸できるのに、地球上の問題を解決できないのはとても悲しいことだというふうに感じました」と、声を震わせながら日本語と英語でスピーチされた。
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