東京の台所・豊洲市場に隣接する新スポット「千客万来」が1日に江東区豊洲にオープン。
![](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/7/6/700mw/img_76ea1d66b58cae1791bd7600f8c96a00205489.jpg)
江戸の風情の中でグルメと温泉が一度に楽しめるとあって、初日から外国人観光客ら多くの来場者でにぎわっていた。
本マグロ丼6980円に
グルメエリアで見たのは驚きの値段設定だ。
![](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/b/8/700mw/img_b8e9d341d1a9cca51eb1206a6230bc8f196708.jpg)
高価格の海鮮丼は6980円の本マグロ丼だけではなく…人気寿司店「銀座 鮨 たじま」のイクラとウニ、マグロの握り、さらにエビの天ぷらが豪快にのった「ぜいたく丼チャンピオン」は5500円。
![](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/6/c/700mw/img_6cefab8c8f616d91a655ccde292776ab219521.jpg)
さらにウニ専門店「築地 うに虎」の海鮮丼「雅・プレミアム」は、北海道産の厳選された6種類のウニをふんだんに使った一品で、価格は1万5千円。
![](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/3/9/700mw/img_39020e7795a26900b2c83be7ecd9b7bc188813.jpg)
これら高額海鮮丼に、SNSでは「インバウン丼」という異名も付けられていた。
![](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/3/7/700mw/img_3718a0c969ed8ab4b6576ab9f0c85198207132.jpg)
6500円の海鮮丼を食べていたフランス人観光客に「高くはないですか?」と聞くと、「日本にいる時だけは値段は関係ないよ」。
![](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/d/a/700mw/img_daaa6b8c5cad92658e257d3e87d749c0244185.jpg)
3850円のまぐろづくしを食べていたアメリカ人観光客は、「デリシャス!おいしい!アメリカならもう少し高いかな」と話した。
![](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/5/3/700mw/img_535965393104f6fa546b64e3c388444c184099.jpg)
一方で日本人客を見てみると、比較的に手頃な価格なメニューが多い店に長蛇の列ができていた。
![](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/a/6/700mw/img_a62d998331f32c9df0963c31d1b7f0d6198966.jpg)
客に話を聞くと、「海鮮バイキングってあって、良いなと思ったんですけど、お高くて…」と苦笑い。
![](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/f/f/700mw/img_ff3cf4e17f53a5dcbe4a731373d45f36200370.jpg)
第一生命経済研究所の首席エコノミスト・永濱利廣氏は、日本経済の命運はインバウンド需要次第で、「商品・サービスの中身が伴った値段が高い物については、財布のヒモが固い日本人よりも、インバウンド(訪日客)をターゲットにして、販売していくのが大きなポイントになってくる」と指摘した。
(「イット!」 2月1日放送より)
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(12枚)