皇室ゆかりの美術品を展示する「皇居三の丸尚蔵館」でリニューアルオープンを記念した第2期の展示が始まっている。
皇居三の丸尚蔵館は、皇室から寄贈された約2万点の貴重な美術品を収蔵し、建て替え工事が進められている。
2023年11月にリニューアルオープンを記念した特別展が始まり、第1期の「皇室のみやびー受け継ぐ美ー」では、国宝の「蒙古襲来絵詞」や天皇陛下愛用の望遠鏡をはじめ、両陛下や愛子さまのゆかりの品々などが公開され、約6万5000人が来場した。
1月4日に始まった第2期「近代皇室を彩る技と美」では、明治宮殿に飾られていた花瓶や、日本画の巨匠、横山大観が描いた富士山の絵の中で最大級の「日出処日本」、サウジアラビア国王から昭和天皇の妃の香淳皇后に贈られたサファイアやダイヤモンドをちりばめたネックレスなど、初公開の作品を含むゆかりの品々が展示されている。
「皇居三の丸尚蔵館」の入館には事前に予約が必要で、3月3日まで展示されている。
「皇室のみやびー受け継ぐ美ー」第2期 近代皇室を彩る技と美
前期:1月4日~2月4日、後期:2月6日~3月3日
(フジテレビ社会部)
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