石川県で発生した能登半島地震を受け、山形・東根市の陸上自衛隊神町駐屯地から被災地へ支援部隊「入浴支援隊」が派遣された。おもに被災した人々の「入浴支援」を行う。
「入浴支援隊」5年ぶりの派遣
陸上自衛隊神町駐屯地から被災地に向け出発したのは、第6師団「入浴支援隊」の18人。能登半島地震で大きな被害を受けた石川県では、今も3万人以上が避難所に身を寄せている。

入浴支援隊は、避難生活で風呂に入ることができない人のために仮設のテントを設置して、1日に最大3,600人が入浴できる設備を運営する任務にあたる。第6師団の入浴支援隊の派遣は、2019年の台風19号で宮城県などに派遣されて以来、5年ぶり。

陸上自衛隊第6師団・楠見晋一師団長:
避難所での生活で、精神的にも非常につらい思いをされていると思う。少しでも、一時でも、入浴を通じてほっとしてもらえる時間を提供できればと期待している
県と山形市の支援物資も被災地へ
県内からの支援物資も被災地へ送られた。

村山総合支庁では1月5日、県と山形市が災害用に備蓄している飲料水8,400本、毛布160枚、トイレ4,800セットなどの支援物資が10トントラックに積み込まれ、石川・金沢市に向けて出発した。6日、被災者の元に届けられた。
(さくらんぼテレビ)
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