今シーズン最強寒波の影響で、北陸地方を中心に雪が強まっている。気象庁によると、北日本から西日本では、日本海側を中心に、23日にかけて大雪となる所がある見込みだ。一方、年末年始は一転、全国的に「気温がかなり高くなる」可能性があるという。

上空には真冬並みの寒気

日本付近の上空には真冬並みの寒気が流れ込んでいる。北日本から西日本にかけての日本海側では大雪となっていて、北陸地方では降雪が強まっている所がある。日本付近は23日にかけて強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が続く見込みだ。

上空の寒気(22日午後9時)
上空の寒気(22日午後9時)
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年末年始「気温がかなり高くなる」か

一方、気象庁は21日、「早期天候情報」を発表した。対象期間は27日から1月4日までで、冬型の気圧配置が長続きしなくなるため、28日頃から全国的に「気温がかなり高くなる」可能性があるとしている。

天気図(22日午後9時)
天気図(22日午後9時)

早期天候情報とは

早期天候情報は、原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象に、 5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

早期天候情報 気象庁より
早期天候情報 気象庁より

(長野放送)

長野放送
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