2023年の全日本フィギュアスケート選手権が開幕しました。男子ショートには宇野昌磨選手や鍵山優真選手など、多くの地元のスターが出場しますが、現在京都大学の2年生で、データの活用に力を入れてトレーニングする佐々木晴也(はるや)選手も名古屋出身です。
「望んだことで苦しい思いをするのは充実感があって楽しい」
名古屋市出身で20才の佐々木晴也選手は、現在京都大学の2年生で、まさに「文武両道」のスケーターです。

経済学部の佐々木選手は学業とスケートを両立するため、この日も練習を始めたのは午後9時半を過ぎていました。
佐々木晴也選手:
試合直前になるとこうやって自分で深夜にやったりもするので。そういうときは9時、10時とか、11時とか、これが苦しいと思ったことは全くなくて、自分で望んで、それを今も大学に入ってまでやっている。望んだことで苦しい思いをしているのは、すごく充実感があって楽しいですね

リンク以外でも努力を怠りません。月に1度、京都から瀬戸市のジムに通っていて、様々なデータをとりながらトレーニングに励んでいます。
佐々木晴也選手:
ここまでちゃんとデータをとっている人はいないと思います
トレーナーの川本さん:
加速度計とかデータも使いながら。頭がいいので、その辺をコントロールできているという感じですね。ストイックですね。たぶん周りからは気持ち悪いと思われるくらいやります

最後までやるべきことをやり切る佐々木選手、今回の全日本での目標を聞きました。

佐々木晴也選手:
これ以上できないなと正直自分で思えるくらいやってきているとは思うので、その時自分ができる最高の演技をしたい。それが一番の目標かなと思っています
(東海テレビ)