二階元幹事長がトップを務める自民党の派閥で正式名称は「志帥会」。
中曽根元首相が率いた中曽根派の流れを組む旧渡辺派と、清和研(森派)を離脱した亀井静香氏らが合流してできた村上派が源流。江藤・亀井派、亀井派の時代を経るも、亀井氏が郵政民営化に反対し自民党を除名に。その後、伊吹派となるも、2012年の自民党政権奪還の際に、志帥会に合流して間もない二階氏が会長に就任。
派閥の系譜としては保守派ながらも、二階氏の幅広い議員を受け入れる方針や中国と良好な関係性から、独特の存在感の派閥に変容したとの声もある。
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