立憲民主党が政権を取った場合に、政権運営する準備を進めるためという理由で設置している組織。新内閣をイメージし、党代表がネクスト総理大臣と称し、ネクスト外相、ネクスト財務相などを任命している。
イギリスで実施された「シャドーキャビネット=影の内閣」が源流で、日本でも過去に民主党が組織していたほか、社会党が「影の内閣」、新進党が「明日の内閣」を組織していた。
ただ、旧民主党が2009年に政権交代を実現した際、次の内閣の“大臣”が、本当にそのポストの大臣になったのは原口一博総務相ただ1人だった。
一方、野党に転落した際の自民党も、谷垣総裁や安倍総裁をトップとした影の内閣を組織していたが、この時は実際にそのポストの大臣になったのは0人。
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